出水,ランチ,りんどうの花,寅さん

寅さんからの学び

ずっと寅さん好きじゃなかったです。あたしが40超えるまで、ほぼほぼ観たことなかったです。なんか予定調和なストーリーが、別に観なくてもいいんじゃない?というふうに思っていたんだなあ。きっと。でもNetflixとかアマプラとかUNEXTとかサブスクの映像コンテンツが増えて、映像作品を垂れ流しながら仕事している日々が増えて、まとまって流せるものが欲しいなあというところで、何気なしに寅さんを観て。ああこういう見方をすればいいのかあ。と。思ってもう4周くらいはしたんじゃないかな。

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改めまして、男はつらいよ。

わたくし、生まれも育ちも葛飾柴又です。帝釈天で産湯をつかい、姓は車、名は寅次郎、人呼んでフーテンの寅と発します。という口上でお馴染みの車寅次郎さんが主役です。名優渥美清さんが演じております。
ストーリーとしては、寅さんが全国各地を旅しながら、柴又に戻ったりして、まあマドンナ役に振られるという流れで説明して構わないでしょう。ただ振られるのは、なんというのでしょうか?寅さんなりには、多種多様な恋愛で、結構その心情というのは、まさに男はつらいよ。で、いいのかなあって感じです。

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寅さんが食べる、芋の煮っころがし。

まあ、このおばちゃんがつくる芋の煮っころがし。こんなメニューは用意したいですよね。ひばりとあきら。でもおそらく関東の味付けなんで、鹿児島の味覚で言えば、まあまあ辛いんじゃないかな。そこが難しくて、何にしようかなって思っておるところです。何かあればアドバイスください。和食で、野菜で、ふるさとーて感じの何かしら。
出水に帰省する人や、高校生でお腹空かせた子たちが食べる何かしら。

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例えば、日暮れ時。農家の畦道を一人で歩いていると考えてごらん。庭先にりんどうの花がこぼれるばかりに咲き乱れている農家の茶の間、明かりがあかあかとついて、父親と母親がいて、子供がいて、賑やかに夕飯を食べている。これが、これが本当の、人間の生活というものじゃないかね、君。これは第8作の男はつらいよ寅次郎恋歌の中の志村喬から語られるセリフなんですが、これが寅さんの心境、漂泊の悲哀と、定住への憧れをあらわしていて。すごい分かるなあ。ということで、りんどう花咲き乱れて、その先に灯りがこぼれ、カラオケが聞こえてくる。そんなお店にしたいですね。

ということで、寅さん好きな方いらしたら、お越しくださいませ。クエンティン・タランティーノも得意です。こちらもお待ちしております。

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