
メニュー紹介3。養鶏発祥の地出水のチキン南蛮はちょっと違います。
以前文章も書かせていただいています。こちらをご参照。どうしてもチキン南蛮といえば宮崎になりがちですが、この鹿児島県出水市は、養鶏場発祥の地と言われています。だからこそ鳥料理はこだわりたいな。ということで第一弾が唐揚げで。これもまたいずれ書きますが、唐揚げはもも肉で、ちょっと単価高いので、なとかムネ肉でできないかな?というのと、ポテサラに、ゆで卵入れてたんで、タルタル作れるなっていうところで、まあ必然的にチキン南蛮かなあ。ということで始まりました。
レシピはオーソドックス。チキン南蛮。
レシピはオーソドックスに考えていました。ただ、どうしても引っ掛かる懸念点がありまして。それはフライヤーへの一点集中メニューになっているということでした。豚カツも唐揚げもトンタッタも。そこにまたチキン南蛮。大丈夫かしら??というのがありまして。なんかオペレーション考えないとなと思っていたら、ああ。オーブンで焼こかなと。オペレーションを考えたうえで、焼こうかなっていうくらいのはじまりだったんですけど。いやあ焼いて良かったです。
おかげさまで人気ナンバーワンメニューとなりまして。大好評いただいております。
チキン南蛮を最後やく。
チキン南蛮の衣がエアリーになります。ふんわか。そこに南蛮酢かかるんで、いい感じで吸ってくれています。南蛮酢。さらにタルタル。タルタルもピクルス入れて酢も足して、結構酸味を出しています。普通に揚げて、チキン南蛮ならベタベタしそうですけど、これだと爽やかに。揚げ物なのに。箸が進んでゆくのです。
いやあ世紀の大発見。自画自賛。みたいな感じです。
養鶏発祥の地に相応しい。チキン南蛮の完成。
なんだろうな。久しぶりにレシピ開発したなあと。振り返ると思ってしまいます。ひばりとあきらやって正解でした。といってもオペレーション上できた偶然の産物ですからね。自惚れることなく、できることを淡々とやっていきたいなと思います。
大衆食堂なんで。出水の。
料理の提供時間も考えるし、白飯が進むことも考えるし。値段も考えるし。そういうところ踏まえて自慢の逸品をつくってゆきたいものです。