
メニュー紹介2。白富豚黒酢豚。
これはOPEN当初、一緒に働いていた重久弟の家業である福山酢の主力商品である黒酢を使った料理でもなんかつくろうか?で、思いついたメニューです。これは先に紹介したトンタッタとは違って、まあ悩んで悩んで生み出したメニューです。黒酢を料理で味付けするっていうことの難しさに苦しみましたね。なんかケチャップ入れてたりするようなんじゃなくて、ちゃんと中華でつくる。ここは譲れないところでした。あと黒酢って味付けとしては、黒酢の良さを消さないと、なかなかまとまらない。というところが長い間苦労していたところですね。
黒酢豚が意味するもの
黒酢を使う。酢豚。でも黒酢酢豚ってなんか言いづらいなってところで、黒酢豚と略してみました。でも使っている豚肉は、黒豚ではなくて、ナンチク産の白豚。主に天恵美豚ですが、稀に異なるときもあるので、メニューに明記しづらい。ということで、白富豚と書かせていただきました。「シロフブタ」と呼んでもらっても構わないですし、「ハクビトン」と呼んでもらっても構わないです。意味合いとしては、白豚の大きいサイズっていうくらいです。ただ、白富豚黒酢豚っていう文字列の並びがいいなというところで。
白富豚黒酢豚の最終形。
どれくらい時間かかったのだろう?OPENして1週間くらいかな。できました。完成形は、なんと黒酢は調理工程から外すというものにしました。まあこれは、タモリさんが言うてました言葉ですけど、「料理は引き算」、黒酢をなんとかしようとするから多種多様な味を足してしまいがちでした。でも、黒酢を抜いたら味は決まりやすい。と言うことで、抜いちゃいました。味付けは、概ね南蛮酢ですね。弁当でも用いるメニューですので、南蛮酢は、ご家庭で作るものより、濃ゆい味になっております。
それでは黒酢豚じゃないか?と思われるでしょう。はい、なので、料理提供時に黒酢をスプレーガンで提供することにしました。これが意外にお客さまにウケがいい。ありがたやありがたや。途中で味変で使われるお客さまが多いですね。
豚の腕肉からカシラに変わったことで、またブラッシュアップ。
トンタッタ同様、こちらもカシラ肉に変わったことで、更に人気が出てきているようです。意外とひばりとあきらは、町中華メニュー充実していますね。麻婆豆腐も人気ですし。今度やろかな。町中華ひばりとあきらを。イベントで。出水の酢豚として人気を得つつあります。
そして、今まで明記したことないんですけど、今回あえて言いましょう。多分おそらく、酢豚一人前の肉の量としては、圧倒的に多いんじゃないかなと思います。具材の75%以上は肉です。素晴らしい。圧倒的、大容量、超弩級の肉の量です。
出水の白富豚黒酢豚は、ビールもいいけどやっぱり白飯。
白飯が進む進む。喰うてください。つまみにも合いますよ。ハートランドが進む進む。でも、やっぱり白飯を大盛りで。またおかわりしてもらって食べていただければ。お米は伊佐米。そして大盛りもおかわりも無料ですので、どうぞお気軽に。